2024/06/20
子猫たちを守ったママ猫姫ちゃん
NoelHouse
先日、人馴れしたママ猫と子猫4頭の保護依頼があり、お日にちを決めて受け入れることにしました。
ですが、当日連れて来られたのはママ1頭、しかも顔に怪我をしていました。
ご飯を食べに来るいつもの時間になっても現れず、やっと来たと思ったらママひとり怪我をしてやって来たのだそうです。
ママは翌日医療にかけて第二シェルターで休んでいます。
先生のお話しですと、むしられた毛、顔の腫れと怪我の様子からカラスかイタチなどの天敵に襲われたのではないかということでした。
もしそうなら子猫たちは多分助からなかった可能性が高いと…。
お互いの予定があと一日早く合わせられていたら、悔やまれて保護主さんと涙しました。
レスキュー依頼は直ぐに動かなければ命に関わることになる….特に子猫の保護は最優先で動かなければ…
あれから肩を落としていた2日後、保護主さんからの電話が鳴りました。
「子どもたちが帰ってきました!生きてました!」
今度は嬉し涙が出ました。
ママ猫はきっと襲ってきた動物と闘って子猫たちを守ったのでしょう。子猫たちはママが戻るまでずっと息を潜めて待ち続け、お腹が空いてママにご飯をくれた保護主さんのところに辿りついたのでしょう。
昨夜に到着した茶トラ兄弟。みんな怪我もなく元気そうです。
医療にかけたらママとご対面です。