ナナちゃんお空へ🌈
近所にいた桜耳の子が先月から姿が見えず、昨日ガリガリに痩せて目を怪我して戻ってきたと保護主様からの電話。
家には5ヶ月のお子さんがいてご自身も猫アレルギーがあるけれど、猫ちゃんの目が良くなるまで自宅で世話をするので人馴れしたら里親様に繋げて欲しいとのことでした。
素晴らしい動物愛❤️Noelも協力しますとお答えしました。
次の日また電話がありました。
なんとか動物病院に連れて行くと猫風邪で目をやられているとのことで1日入院になり、抗生剤を打ってもらい目薬を買って家に着いたが、しばらくしたら猫ちゃんがひっくり返ってピクピクと痙攣していると、どうしてよいかわからずこちらに電話をしたのだと💦
発作?痙攣?猫風邪じゃないの?
副代表と連絡を取って迎えに行くともう意識がほとんどない小さなキジトラ猫ちゃんが横たわっていました。
「この後は引き受けます。こちらで病院走りますね。」
「見殺しにせずに家に入れてくれてありがとうね」
若いご夫婦にお礼を言って、病院へ急ぎました。
頑張れ!辿り着きさえすればまだ希望はあるからね!
祈る思いで先生のところまで急ぎ向かいましたが、辿りつく前にこの子の鼓動は止まってしまいました。
ご夫婦に報告して、猫ちゃんに名前をつけてもらいました。
ナナちゃん、可愛い名前でした。
次の日ナナちゃんを斎場に連れて行きました。
ナナちゃんは桜耳と思われていたようでしたが、そうではありませんでした。故意にされたのか怪我かはわかりませんが耳の先端が裂けていて、切り口を合わせるとピッタリと綺麗なお耳が完成しました。去年の秋の子でしょう。まだ幼い、体の小さな女の子でした。
過酷なお外暮らしだったナナちゃん。
最後の力を振り絞って、優しくしてくれた人の元に帰って来たんだね…
助けてあげられなくてごめんね…
ナナちゃん、
どうか安らかに……